本文
1月20日(日曜日)、青海島の大日比地区で約200年前から続くとされるどんど焼きが行われ、市内外から約100名が参加しました。
この巨大櫓は、約1週間前から地区民の手により、垂木や孟宗竹などを骨組みに、中に大量のシダの葉を入れ乾燥して制作。最後に各家庭から持ち寄った正月のしめ飾りや書初めなどで飾りつけ完成となります。高さは、8メートルに達し、末広がりとなるようにとの想いが込められています。
降雨の影響により、2時間遅れで始まったどんど焼きは、年男・年女約10名により着火。瞬く間に火は燃え広がり、激しい音とともに約2分程度で倒れました。この櫓には、海側に倒れると豊漁、山側に倒れると豊作の言い伝えがあり、今年は中間よりのやや海よりに倒れ、豊漁になるとの判断がなされました。
大日比どんど焼きを運営する地元総代の中村優さんは、「2時間遅れで人出を心配したが例年並みで良かった。告知端末機やテレビ放映の影響からか、地区外の人は今までで一番多い」と安堵して話されました。