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長門湯本温泉では、長門湯本温泉観光まちづくり計画に基づき、温泉街の再生・リノベーションが進行していますが、このたび、観光のオフシーズンである冬季の対策にむけた社会実験として、あかりを楽しむイベント「音信川うたあかり」を実施することとなりました。
「音信川うたあかり」は長門市出身の童謡詩人金子みすゞさんの詩を中心に、詩や童謡に取り上げられる優しくて清らかな世界を視覚化し、家族や恋人が、あかりの風景を見ながら「詩」の世界に思いをはせようと企画された冬のイベントです。
そのイベントで使用するあかりのモティーフを住民の手で製作しようと、1月20日(日曜日)、湯本温泉旅館協同組合でワークショップが開催されました。
ワークショップでは長門湯本温泉観光まちづくりのデザイン会議で照明を担当する長町志穂さんの指導のもと、金子みすゞの詩「桜の木」「落ち葉のカルタ」から桜の花と紅葉の葉をイメージし、ステンレス製で約1メートルある型板に照明のついたストリングを巻く作業を行いました。参加者は1個につき約1時間かけてストリングを巻き終えると、電源につないで照明を確認していました。
今回製作されたあかりのモティーフは、2月15日(金曜日)、16日(土曜日)の17時から21時の間、音信川のきらきら橋周辺に飾られ、冬の長門湯本温泉を彩ることになっています。
音信川うたあかりの詳細<外部リンク>