本文
1月17日(木曜日)、3市(長門市・下関市・美祢市)合同防災図上訓練が実施され、長門市では、ルネッサながとを会場に、市、消防本部、消防団、陸上自衛隊、仙崎海上保安庁、長門警察署など17機関約110名が参加しました。
市では、この防災図上訓練を阪神淡路大震災のあった1月17日頃にあわせ、20年前から毎年実施しています。今回は、昨年西日本を襲った平成30年7月豪雨のように、短時間集中豪雨が増加傾向であることから、山口県西部および北部にこれまで経験したことのない降雨(大雨特別警報)が起こり、土砂災害や浸水被害が発生したという想定がなされました。
参加者たちは、統制班から土砂災害による交通網の寸断や河川氾濫など刻々と変化する災害状況を、写真や図面、状況付与カードを通じて与えられると早くに分析。必要とされる人員配置や避難所開設、他機関への応援要請などを行いました。また11時には、下関市の前田市長と大西市長は電話でやり取りし、「災害時相互応援協定」に基づく相互応援体制を確認しました。
最後に各関係機関が参加した検証会では、「各機関内外での情報共有不足」や「各現場での役割分担」、「防災情報の発信方法」などが課題として出されました。また締めくくりとして大西市長が「いつどこで大規模災害が起こっても不思議ではない。市民の人命を第一に守ることに加え、長門市は交流人口の拡大をしており、災害時には観光客や宿泊客に対して、災害情報を伝えていくことも重要となる。情報共有を進めるとともに集めた情報をどのように発信していくか検討しなければならない。そして市役所職員は、災害時には第一線に立っていなければならない。防災メールを必ず活用し、即座に防災情報を得るように」と講評しました。
・防災メールの登録については下記の参照(長門市ホームページ内)をお願いします。
・避難所の確認については下記の参照(長門市ホームページ内)をお願いします。
・ハザードマップの確認については下記の参照(長門市ホームページ内)をお願いします。