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1月5日(土曜日)、長門地方卸売市場で、今年の初競りが行われました。
初競りにあわせて行われた式典では、長門大津農業協同組合の小田保男代表理事組合長が「異常気象や自然災害が頻発し、各地で農産物などに大きな影響が出ているほか、高齢化の進展と担い手不足により、市場で取り扱う量が減少している。公的市場は安全安心な農産物の安定供給や地産地消といった大事な役割を持っており、なくてはならない大事な市場です。この市場の運営に皆さんの協力をお願いしたい」とあいさつ。
続いて来賓として出席した大西市長は「長門地方卸売市場は市内にはなくてはならない施設であり、農家と仲買人をつなぐ施設でもあります。農産物などの生産量を増やしていくことが大切ですが、農業生産法人を各地に立ち上げ、甲種だけでなく野菜も作ってもらう取り組みを開始している。また、道の駅センザキッチンにはオープン以来85万人を超える人が訪れていますが、既存商店との棲み分けをしながら、しっかり地域にお金が落ちる仕組みを構築したい」と述べました。
この日は、大根や白菜、カブ、トマト、イチゴなど新鮮な野菜や生花、果物が市場に並び、競り人の威勢のいい掛け声が響く中、買い手が競り落としていました。