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12月20日(木曜日)、第6回長門湯本温泉観光まちづくり推進会議が市役所で開催され、同推進会議の委員9人が出席しました。
長門湯本温泉観光まちづくり推進会議は、市が湯本温泉街の再生を目的に策定した「長門湯本観光まちづくり計画」に関し、下部組織である長門湯本温泉観光まちづくりデザイン会議から提案される内容について、様々な観点から意見を述べ、審議する意思決定機関となっています。
推進会議ではまず会議の委員長である大西市長が「今年度は社会実験を開催したり、星野リゾート 界 長門の工事も始まったり、紅葉の階段が整備されるなど様々な展開があった。今日は社会実験の結果報告や住民の合意形成などの報告を受け、活発な議論をいただきたい」とあいさつしました。
報告・審議事項では、新しい「恩湯」整備・運営事業を担う長門湯守株式会社や「星野リゾート 界 長門」を建設中の星野リゾートから事業の進捗状況があったほか、公共空間整備の進捗状況、エリア内のサイン計画、9月に開催した社会実験の結果などが報告された後、道路上に狭窄部を設け、歩ける温泉街を目指すエリア交通計画の方針案が提示され、承認されました。また、公共空間の活用について、芝張りワークショップなど住民参加型の空間整備を行っていくことや駐車場の運営方針については指定管理者制度による運営を検討することが提案されました。
なお、冬季の集客イベントを社会実験として行うことが報告され、2月に音信川を金子みすゞの詩をモチーフにした明かりで彩るイベントが計画されており、1月20日(日曜日)に、「みすゞのあかりモティーフワークショップ」が湯本温泉旅館協同組合で開催されます。