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12月1日(土曜日)、みのり保育園の園児とその保護者ら34名が、地元のさとうきび生産者である(有)長門アグリストの協力を得て、さとうきびの収穫体験を実施しました。
市内の保育園では、食育年間事業計画を立て、地域で培われた食文化を体験し、郷土への関心をもつなど、地産・地消や食育について理解を深める取り組みを行っています。その一環で、みのり保育園では、年長組の園児が、6月と9月にさとうきび畑を見学や草取りを実施。今回、12月にさとうきびが収穫ができるようになったため、親子での収穫体験が企画されたものです。
園児たちはさとうきび畑に移動すると、背丈の3倍近いさとうきびを、保護者とともに懸命に収穫すると、早速さとうきびの切り口を舐めて甘さを確認し、「これに決めた!」と持ち帰るさとうきびを選んでいました。収穫を終えると、(有)長門アグリストの指導のもと、園児たちは、収穫したさとうきびを圧搾機に入れて搾汁しました。最後は、搾汁を5時間煮詰めて作った黒蜜をパンに塗って食べ、園児は「おいしすぎてとまらん」と感想をもらしていました。
(有)長門アグリストの末永裕治代表取締役は、「この有機栽培のさとうきびには、長門の自然のミネラル、甘みがたっぷり入っています。子どもたちには、こうやって砂糖ができるんだよと知ってもらいたい」と話してました。なお、このさとうきび畑でできた黒蜜や黒糖は、市内の道の駅センザキッチンやLa Laベーカリー、La Laフラン、Aコープ、ええもん市場で販売しています。