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11月18日(日曜日)、観光まちづくりが進む長門湯本温泉において、住民を対象とした景観&交通ワークショップが湯元温泉旅館協同組合で開催され、約50人が出席しました。
この住民ワークショップは長門湯本温泉観光まちづくりの取り組みについて、住民からの意見を聞いたり、内容を確認したりするもので昨年度から数えて6回目、今年度は3回目の開催となります。今回のワークショップでは、9月に開催された社会実験の報告、長門湯本温泉エリア交通計画(案)の説明、公共空間の整備方針、良好な景観づくりの取り組みについて、説明や報告がされました。
社会実験の報告では、河川空間や道路空間の活用や夜間景観の演出についての結果や検証が報告されたほか、コア期間に開催された「おとずれリバーフェスタ」の様子やアンケートの結果などが報告されました。次に今年度策定が予定されている長門湯本温泉エリア交通計画(案)の説明では、社会実験の結果を踏まえた計画案の説明がされ、道路に狭窄部を設けることで車の速度低減や通過交通の規制、歩行者の満足度向上を図り、「歩ける温泉街」の形成を目指す方針が示されました。
公共空間の整備方針では、整備が予定されている駐車場や竹林の階段などの整備スケジュールの確認、整備にかかる住民参加イベントの説明がされ、良好な景観づくりの取り組みの説明では、来年4月の施行を目標に取り組みが進められている長門市景観計画などが説明されました。
また、ワークショップ終了後には、新しい恩湯整備にかかる進捗状況や料金体系、恩湯再建への寄付集めなどの説明がされ、参加者からは料金や施設などについて質問が寄せられていました。