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今年は日仏友好160年にあたり、日仏両政府によって「ジャポニスム2018」が開催されており、日本文化がフランスで広く紹介されています。
その一環として11月5日、日仏茶道交流会が主催する「田原陶兵衛家の萩焼と茶の湯」がフランスのリヨン市庁舎赤の間で開催され、長門市の萩焼深川窯で作陶活動に取り組む陶芸家 田原崇雄さんが出席されました。
会場には田原崇雄さんの作品が展示されたほか、萩焼深川窯の紹介や茶道のデモンストレーションおよび講義が行われました。また、レセプションでは、棚田米や純米大吟醸むかつく、フグ、夏ミカンなど長門市を中心とした山口県の食材を使った料理が来場者にふるまわれました。
会場内には食材の紹介のほか、長門市の大西市長の挨拶文や観光ポスターの展示、長門市のPRビデオの上映、萩焼深川窯パンフレットや長門市観光パンフレットの配布などがあり、参加したリヨン関係者に萩焼深川窯および山口県長門市を大いにアピールされました。
11月6日、7日にはリヨンのグルノーブル・アルプ大学で、8日、9日には兵庫県パリ事務所で田原崇雄さんによる萩焼深川窯の講義や茶道のデモンストレーションなどが行われる予定です。