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アグリアートフェスティバル2018 リアル・アグリ~風と遊ぶ~

ページID:0024447 更新日:2018年10月28日更新 印刷ページ表示
新しい農作業着の提案がファッションショーの形で紹介された

新しい農作業着の提案がファッションショーの形で紹介された
安倍昭恵さんもモデルとして登場
大西市長やシンポジウムのパネラーも参加して会場を盛り上げた
「移住と農による創造的暮らし」をテーマに意見交換
ゲスト奏者の松下知代さんを交え、琴の演奏

10月28日(日曜日)、ルネッサながとを会場に「アグリアートフェスティバル2018 リアル・アグリ〜風と遊ぶ〜」が開催されました。

 このイベントは、若者が農業に興味を持つような農作業着の開発をしようと安倍昭恵内閣総理大臣夫人が山口県立大学の水谷由美子教授に投げかけたことがきっかけで始まったもので、2013年に長門市で開催された「農業スタイルコレクション」から数え6回目となります。

 開会にあたり、山口県立大学の前川剛志理事長が「長門市は農林水産物や自然に恵まれているし、今注目を浴びている町でもある。このイベントが長門市の発展に少しでも貢献できれば」とあいさつ。続いて大西市長が「来年は棚田サミットを長門市で開催する予定で、このイベントともコラボレーションできればと考えています。このイベントが定着するようしっかりバックアップしていきたい」、安倍昭恵内閣総理大臣夫人は「現在は価値観が変わり、本当の幸せに心を向けるようになりました。地方の在り方が大事になってきており、世界に向けて長門市をアピールしたい」とあいさつしました。

 シンポジウムでは「移住と農による創造的暮らし」をテーマに、パネラーとして百姓庵おかみの井上かみさん、山口県環境保全型農業推進研究会理事の中野茂樹さん、一般社団法人上山集楽代表理事の西口和雄さんを迎え、安倍昭恵さんをコメンテーターに、モデレーターを山口県立大学の水谷由美子教授が務めました。それぞれの活動の紹介があり、井上かみさんは「これからの時代、豊かさを共有し分かち合うことがカギとなる。みんなで豊かになることが長門市が豊かになるポイント」、西口さんは「これからの日本を支えるのは一次産業、いろいろなビジネスの融合で農業のビジネスモデルを確立することが大事」、中野さんは「よい土を作ればよい農業になる。その実現に力を注ぎたい」とこれからの農業について語りました。

 続いて「農ガールコレクション」と題し、安倍昭恵さんと山口県立大学企画デザイン研究室が共同開発した「モンペッコ」や元乃隅稲成神社をモチーフにしたファッションなど新しい農業ファッションの提案がファッションショーの形で行われ、安倍昭恵さんや大西市長、山口県立大学の生徒らがファッションモデルを務めたほか、特別ゲストとして気象予報士の中川祐子さんも出演し、会場を盛り上げました。