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長門市日置の古市ひろばで「古市レトロでバザール」が、10月14日(日)に開催され、多くの人出で賑わいました。
これは古くから市場町として栄えた古市地区の古民家や空き家を活用して地域資源を有効活用を図り、日置地区の魅力を発信しようと、日置まちづくり協議会が企画・運営しているイベントで、今年で2回を迎えます。
今回のイベントに合わせて特別公開されたのは、明治から大正時代に建設され、映画「みすゞ」の舞台になった旧中野別邸や旧中野本店で、茶室などを備えた日本庭園や大正モダンを感じさせる洋風建築は、訪れた人に驚きを与えていました。また、旧中野別邸では、箏やオカリナを使用したコンサートも行われ、多くの観客が美しい音色を楽しみました。
メイン会場となった古市ひろばでは、たこ焼きやゆずきちのスイーツ、焼きそばなどが販売されたほか、手芸品などのフリーマーケットが約20店舗出店しました。また、旧山口銀行日置支店内では、木やどんぐりを使用したワークショップが行われ、積み木などで子どもが遊べるスペースも提供されました。市外から訪れた来場者は、「地域自らが結束して、地域の魅力を発信するために、イベントされるのは素晴らしいと思います。私たちも見習いたい」といった感想を話しました。