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9月11日(火曜日)、長門市文化財保護行政に関する提言書の提出が市役所で行われました。
提言書を取りまとめたのは長門市文化財保護行政を考える会で、上田俊成代表から大西市長に提言書が手渡されました。提言書には現教育委員会の建物を歴史民俗資料館とし、その設置については市内外の委員で構成される検討委員会を設置して進めることや、文化財保護行政を進めるための専門部署および学芸員の設置、現在市内に点在する保存資料や施設の保護、活用、市内の史跡・名勝・天然記念物などを活用した広域的なルート設定などが提言され、上田代表から「文化財保護は単なる保存ではなく、観光と市民の学習、伝統文化への愛着を高めるため総合的な観点から検討してほしい」と要望がありました。
提言書を受け取った大西市長は「いただいた内容を真剣に受け止めたい。すぐにできることと将来的にできることの整理は必要だが、専門家を入れた検討委員会の設置はやっていく必要があると思う。現教育委員会の跡地の活用は市の課題でもあり、有効活用していくために提言書の内容を参考にしていきたい」と述べました。