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8月30日(木曜日)、日本野菜ソムリエ協会の理事長を務める福井栄治さんによる講演会がルネッサながとで開催され、生産者ら約50人が聴講に訪れました。
福井栄治さんは野菜ソムリエの生みの親として知られ、食農業界を中心に各種メディアで活躍されるほか、全国各地の生産者へのコンサルティングなども担当されています。センザキッチン出荷者協議会が主催した今回の講演会では「儲かる農業・道の駅~人やモノが集まる魅力的な直売所とは?」と題し、農業での収入増のコツなどについて講演されました。
講演の中で、福井氏は「農業で儲けるポイントは単価アップが必須。単価アップの手法はたくさんあるが、自分たちの作っているものの価値を見定めることが大切。21世紀は価値が細分化されている時代であり、自分たちの価値がだれにとっての価値であるか、価値がある販路に切り替えていくことが必要」と述べました。
長門市の道の駅センザキッチンについて、「売り場を見させていただき、全国的に見ても素晴らしい道の駅と感じた。これから継続的に発展していくには、今しかない、そこにしかないといったオリジナルコンテンツを磨き続けていくことが必要」と発展のポイントを述べました。
また、会場の外では市内の生産者が作った加工品なども並べられ、生産者と話したり、試食したりする姿も見られました。