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より良い和牛生産のために技術を競う

ページID:0023737 更新日:2018年8月29日更新 印刷ページ表示
見事グランドチャンピオンに輝いた永松忠さんの「ゆりこ」号

見事グランドチャンピオンに輝いた永松忠さんの「ゆりこ」号
熟練の審査員たちにより、入念な審査が行われる
各生産者が手塩にかけて育ててきた牛たち。出場するのは精鋭ばかり
長門大津農業協同組合の小田保男組合長が祝辞を述べた
出品した生産者の方々。長門市の和牛生産技術の向上に多大な尽力をされている

 8月29日(水曜日)、第24回長門大津畜産共進会が、油谷の旧人丸家畜市場で開催されました。

 この共進会は、和牛の改良効果を確認するとともに、優良な繁殖雌牛を地域内に残し、農家の飼養管理技術の向上を図るため行われるもので、この日は市内の各生産組合から40頭が出品されました。審査区分は、牛の生年月日において区分される若牛1区、若牛2区、若牛3区と母牛から子牛への遺伝具合を審査する産肉能力区に分かれており、体長や体高などの体の大きさ、毛なみなどの資質、性格などが審査対象となります。

 グランドチャンピオンに輝いたのは、向津具の永松忠さん出品の「ゆりこ」号で体長の長さや発育の良さ、腿幅の厚さなどが評価されました。永松忠さんは受賞に対し「日頃やってきたことが評価されただけです。山口県畜産共進会への出品に向けても、今までどおりの経験を生かし、今までどおりの事をするだけです。午前中は餌やりなどの仕事をしっかり行い、午後は外で飼養管理を徹底したい」と話されました。

 今回、優秀な成績をおさめた牛や女性グループは、長門市の代表として10月26日(日曜日)に山口中央家畜市場で開催される第66回山口県和牛共進会に出場します。第24回長門大津畜産共進会の成績は下記のとおりです。

  • グランドチャンピオン
    「ゆりこ」永松忠(向津具)

若牛1区
優等 「みつさくら」木村正雄(日置)
 1等「ふくおとめ」尾崎邦彦(深川)
    「てるしげゆり」大津緑洋高校(日置)
    「ながとゆうこ2」村岡章(三隅)
若牛2区
優等 「ゆりこ」永松忠(向津具)
 1等「えがお」松崎恵美子(向津具)
    「ひらひさ」内山忠男(日置)
    「うみ」大田武弘(油谷)
若牛3区
優等 「ひさはな」平尾保(油谷)
 1等「たかふく」末永良信(日置)
    「ましろ」野中保志(日置)
    「ひさただ」平尾保(油谷)
産肉能力区
優等 「ひな」「ひなふく」伊藤進(俵山)
  1等 「いちごいちえ」「えがお」松崎恵美子(向津具)

  • 団体賞
    油谷和牛生産組合
  • 女性審査優等賞
    油谷和牛女性部会
  • 特別賞
    「ももこ」藤本悠一郎(三隅)