本文
8月26日(日曜日)、長門市中央公民館で「みすゞ少年少女合唱団第12回演奏会」が開催され、約200人が来場しました。
今年は金子みすゞ生誕115年、「赤い鳥」発行100年の年であることから、第1部では金子みすゞの詩に曲を付けた歌を披露、第2部では「かなりや」や「犬のおまわりさん」、「ぞうさん」などの童謡の披露と金子みすゞ記念館の矢崎節夫館長による童謡の世界の解説、第3部では合唱ミュージカル「くつやとこびと」が披露されました。
第2部では矢崎節夫館長が童謡の生まれたエピソードを紹介。大正7年に児童文学作家の鈴木三重吉の呼びかけで童話童謡雑誌「赤い鳥」が発行。その翌年には「金の船」、その翌年には「童話」などが相次いで発行され、童謡運動が始まったことなどを紹介し、それぞれ有名な童謡を紹介したのち、合唱団がその曲を披露しました。
みすゞ少年少女合唱団は平成2年に青少年健全育成と金子みすゞの詩を歌声に乗せて広めることを目的に設立、現在まで活動をしています。合唱団では一緒に活動する団員を募集しており、興味のある人は事務局までお問い合わせください。
事務局:末廣(tel 090-7774-9856)