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戦争体験を後世に「引揚げマンガ作品展in仙崎」がはじまる

ページID:0023524 更新日:2018年8月10日更新 印刷ページ表示
引揚げマンガを通して、先の大戦の引揚者の労苦について理解を深める

引揚げマンガを通して、先の大戦の引揚者の労苦について理解を深める
引揚者が辿った道のりをパネルで確認できる
スタンプを集めると賞品が貰える。台紙の入手は道の駅観光案内所「YUKUTE」まで
北見けんいち氏と赤塚不二夫氏の作品

 「引揚げマンガ作品展in仙崎」が、8月10日(金曜日)から8月21日(火曜日)まで、青海島観光汽船「観光汽船のりば」において開催されています。

  終戦後、間もなく引揚港に指定され、軍人と民間人合わせて約41万人の受け入れを行った仙崎港。家族で仙崎港に引き揚げた森田拳次氏の作品のほか、子ども時代を満州(現:中国東北部)で過ごし引き揚げた赤塚不二夫氏やちばてつや氏といった著名な漫画家たちが、自身の経験や記憶を辿りながら描いた漫画作品30点を、東京西新宿にある平和祈念展示資料館の主催により展示します。

  作品展は、4部構成で「少年だった漫画家たちが暮らした満州」「8月15日、終戦の日から始まった引揚げの旅」「海を渡って懐かしの祖国へはじめて見る風景」「仙崎港に引き揚げた漫画家 森田拳次」に分かれています。各作品からは、家や土地を失い、栄養失調や感染症などの身の危険がせまる中、日本を目指した人々の労苦を感じ取ることができます。

  また連携企画として「引揚港仙崎をめぐるスタンプラリー」も開催されます。期間は、8月10日(金曜日)から8月21日(火曜日)までの9時から18時となっています。台紙の配布および商品受け渡し場所は、道の駅センザキッチン観光案内所「YUKUTE」で行われており、スタンプは、仙崎駅や金子みすゞ記念館などに設置されています。