本文
7月1日(日曜日)に、13回目となる「海岸清掃の日」をむかえ、市内の各海岸11箇所で漂着ゴミの回収が行われました。
これは平成18年に「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」の一環としてスタートしました。すべての海岸が北長門国定公園に指定されている長門市では、海の環境を守っていくとともに、市民の誇りと大切な財産である恵まれた美しい海を次世代に引き継ぐために毎年この海岸清掃を実施しています。
会場の一つ、青海島静ヶ浦一帯では、関係地区自治会、ボランティア団体、事業所等を中心に約150人が集まりました。静ヶ浦駐車場での開会式の後、参加者たちは、青海島自然研究路を通って会場に到着。漁具やペットボトルが散乱したゴミを2時間程度手作業で清掃し、多くの汗を流しました。
清掃活動に参加した深川湯本の上田直幸さんは「初めて子どもと海岸清掃に参加しました。大きいごみは少なかったですが、ペットボトルのような細々としたゴミが多かったです。自分で出したゴミは自分で持って帰る事がやはり大事だと思います。子どもにも海岸清掃を通じて、環境問題への意識が根付くと嬉しいです」と語りました。
この日の清掃活動に市内各海岸11箇所では、約1,100名が参加し、可燃ごみが6,640kg、不燃ごみが645kgが回収されました。