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6月1日(金曜日)~6月3日(日曜日)にかけて、第7回春渓会書展-併催 学生書展-がルネッサながと文化情報ギャラリーにおいて開催され、6月2日(土曜日)は同ロビーにおいて、春渓書道会会員による書のパフォーマンスが行われました。
春慶書道会は、油谷中ノ森の山本春渓氏が主宰する書道会で、発足後22年もの間、書作活動をされています。油谷中ノ森の自宅ほか御所原大神宮で多数教室を開催されており、油谷小学校でも書道ボランティアも行っています。また会員・生徒の中には、市美展に出展し、市長賞・市議会議長賞の受賞者を輩出し、長門市の文化向上にも大きな貢献をされています。
開会にあたり、山本氏は、「熱い想いを表現ししようと準備してしました。温かく見守ってください」と涙しながら挨拶をされました。多くの観客が息を飲み見守る中、書のパフォーマンスは、山本氏ほか4名の書家によって1名ずつ披露され、全身を使って筆を力強く運び、それぞれの想いを渾身の力で字に託していました。紙に書き終えると、大きな歓声と拍手が起こり、書家による作品の説明がなされました。「縁(えにし) あなたに出会えてホントに良かった」と揮毫(きごう)した山本氏は、「ちょっと暴れすぎましたがほっとしました。本日ここで出会った人、今までお世話になった人に対し、感謝の気持ちを表しました。今後も一期一会の精神で何より楽しく前に向かっていきたいと思います」と述べました。
書のパフォーマンス(出演順)
・ 中島 楓花 「奇蹟」
・ 舩木 智菜美 「瞬」
・ 坂倉 瑞季 「魂」
・ 松本 実佳 「君のゆく空に広がる世界」
・ 山本 春渓 「縁 あなたに出会えてホントに良かった」