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5月11日(金曜日)、長門商工会議所において、長門市防犯連絡所指導員委嘱式と同連絡所指導員協議会通常総会がされました。
長門市防犯連絡所指導員協議会は、防犯連絡所員相互の連携を行い、自主的な地域安全活動を推進し、地域住民の安全意識の高揚を図ることを目的として活動しています。委嘱式では107人の指導員を代表して西深川の伊達剛さんが委嘱状を受けました。
長門市防犯連絡所指導員協議会会長である大西市長は「常日頃から市内の防犯活動にご貢献されていることに対し、厚く御礼申し上げる。近年は刑法犯が減ってはいるが、依然として嘘電話詐欺あるいは万引きが起きており、いつ犯罪に巻き込まれるかわからない。長門市は、交流人口が200万人を超え、多くの方がお見えになるが、犯罪の機会も増える可能性もある。どうか犯罪のなく市民が安心して暮らし、住みよい社会になることを祈念したい。」と挨拶しました。
また長門警察署の篠原正博署長は「刑法犯は15年連続で減少しているが、社会情勢の変化に伴い新たな手口の犯罪が起こっている。嘘電話詐欺事件や架空請求、高齢者による万引き事件が多発しており、警察だけの力では対処が困難である。関係機関の地域安全の要である指導員のみなさまの活躍は、何よりも力強い」と述べました。
総会では、管内の犯罪情勢説明が行われ、委嘱状受けた指導員は熱心に聞き入っていました。