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3月31日(土曜日)、ラポールゆやで「油谷こどもミュージカル」第16期退団式および第17期結団式が開催されました。
油谷こどもミュージカルは平成14年度にラポールゆやから発信できる事業の一つとして発足。地域住民とともに創り上げる文化事業、ミュージカルを通した話題の提供、こどもの創造性・可能性を伸ばすことを目的にしており、これまで16回の公演をこなしてきました。
この日はまず、今年度退団する8名の団員による退団式が行われ、地域文化育成事業実行委員会の嶋田委員長から感謝状が手渡されました。退団する8名の団員は「みんなで舞台を創り上げる楽しさをミューカルで学べた」「ミュージカルを続けて堂々と人前で発表ができるようになった。得たことをこれからの人生に役立てたい」「まわりに感謝し、素晴らしい舞台を創ってください」とそれぞれこれまでの思いや後輩へのメッセージを述べました。
また、その後に行われた結団式では新たに5名の団員の入団が紹介され、全団員が壇上に上がり「先輩としてできることを頑張る」「今年で最後、悔いの残らない舞台を創りたい」「みんなについていけるよう一生懸命頑張ります」と抱負を語りました。
地域文化育成事業実行委員会の嶋田委員長は「元気を発信してくれてありがとう。みんなは長門市の財産です。長い人生の中でミュージカルをやってよかったと思える場面がある。自信を持って生きていってほしい」とあいさつ。ラポールゆやの山本館長は新聞のコラムを紹介しながら「将来、生活や活動の中できっとこの経験が生きてくる。全力で練習に取り組み、一生懸命ぶつかってほしい」とエールを送りました。
指導にあたっている下関市民ミュージカルの会代表の伊藤寿真男代表は「いよいよ今日がスタート。新しい世界をみんなで創ろう。31名の団員でスタートし、31名の団員で緞帳が上がり、31名の団員で緞帳を下ろす。誰一人抜けることなく最後まで走っていこう」と激励しました。
今年度の油谷こどもミュージカルは31名の団員で構成され、4月より本格的な練習に入ります。公演は平成30年12月16日(日曜日)に2回公演の予定で、演目は「サンタクロースは生きている」となる予定です。