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3月3日(金曜日)、長門高校で第59回卒業証書授与式が行われ、卒業する3年生が思い出深い学び舎を後にしました。
この日卒業したのは普通科14人、商業科84人の合計98人で、卒業生は保護者や在校生に拍手で迎えられ、会場に入りました。
式では、卒業生の呼名が行われた後、各学科の代表生徒に卒業証書が授与され、また学業や部活動で功績のあった生徒に表彰状が授与されました。続いて、山根隆司校長が「みなさんは就職活動や学業、部活動に多くの業績を残され、努力することで夢が目標に変わることを体現してくれました。その有形無形の文化は次の学年に受け継がれると確信しています。これからは『自治 自学 自尊』の校訓のように主体的な生き方をして自らの力を社会に発揮してほしい」とはなむけの言葉を述べました。
来賓として出席した大西市長は「卒業おめでとう。3年間で残された功績に市長として大きな拍手を送ります。市は今大きく変わろうとしており、様々な事業を通じて若い人の働く場をつくろうとしています。市外に出ても、ぜひふるさとに帰ってきてほしい」と祝辞を述べました。
在校生代表の送辞では、2年生の松本萌さんが「いつも一歩先を行って私たち後輩を導いてくれた先輩は憧れでした。共に学び分かち合った歳月は忘れられない思い出。先輩達の伝統を守り、受け継いでいけるよう精進します」と感謝の言葉を述べると、卒業生を代表して3年生の宮崎光志さんが「3年間が夢のように過ぎていきました。成長できたのは学校のおかげ、長門高校に来てよかったです。学校での日々を心の支えにし、それぞれの未来に進みます」と答辞を述べました。
式が終わると、各クラスで最後のホームルームが行われ、1人ずつ担任の先生から卒業証書が手渡されました。