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11月22日(日曜日)、ルネッサながとで花に親しむイベント「花と遊ぼう!学ぼう!2020」が開催されました。
このイベントは、市内でフラワーアレンジメント教室を主宰する花デザイン由樹が主催となって開催したもので、アレンジメント体験や県産花を使ったデモンストレーション、花き生産者から学ぶ植物講座、花のセリ体験などが行われました。
フラワーアレンジメント体験では、Nao87dreamの河野なおみさんが講師となり、事前申込者がユリなどを使ったアレンジメントについて学びました。
デモンストレーションでは、花デザイン由樹の末永有紀さんが、100円ショップなどで販売されている身近なものを利用する方法や、クリスマスツリーに千両や水引を加えることでお正月飾りとして応用できる工夫などを話しました。
また、日置でランを生産している高見清さんが、デンドロビウムの育て方について話し、「デンドロビウムは東南アジアの高地が原産のため寒さに強いので、花があるうちは涼しいところに置くのがよいが、花が終わったら西日の当たらない屋外に出し、風や雨にあてることで、酸素の入れ替えが行われ、元気に育ちます」などコツを伝授しました。
最後に花のセリ体験が行われ、徳山花市場の奥村明稔さんが「いくらだったら買いますか?500円いなければ400円」と実際の市場で行われているセリさながらの掛け声をかけ、来場者は自分の希望する金額で競り落としていました。
主催者の花デザイン由樹の末永有紀さんは、「たくさんの人に来場していただき、楽しいイベントにすることができてよかったと思います。コロナ禍で花きの売り上げが落ち込んでおり、市民の皆さんにもう一度花を見たり、触れたりして楽しんでいただきたいと思いイベントを企画しました。花をつくる人、売る人、飾る人など多様な人が協力してイベントを開催することができました。多くの人に花に携わる仕事を見ていただければ」と話しました。