ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 長門の話題 > 「夢の続きは、夢の中」

本文

「夢の続きは、夢の中」

ページID:0010950 更新日:2015年12月20日更新 印刷ページ表示
14回目の定期公演「夢の続きは、夢の中」

14回目の定期公演「夢の続きは、夢の中」
現代の子どもたちが夢を語る
昔の人を演じる
公募で集まった市内の小中学生、高校生計36人が出演
大きな拍手に包まれたフィナーレ
 12月20日(日)、ラポールゆやで、油谷こどもミュージカル第14回定期公演が行われました。 平成14年に発足したこのミュージカルは、地域住民とともにつくりあげる文化事業として、地域に共通した話題を提供し、子どもの創造性や可能性を伸ばすことを目的に毎年公演を実施しています。今回は公募で集まった市内の小中学生、高校生計36人が参加したほか、保護者や一般市民で組織された部会が、衣装や舞台装置の製作、転換などで公演をサポートしました。 「夢の続きは、夢の中」と題された今作は、廃校が決まった分校の子どもたち6人が、取り壊しを延期してもらうため街の本校に向かう場面から始まりました。その途中、街の中で凪早(なぎさ)という女の子に出会い、分校に招待することになるも、その直前に彼女は病気で倒れてしまいます。一命は取りとめたものの、彼女は長くは生きられないことを告白しました。 分校の子どもたちが集う音楽室には、モーツァルトの肖像画が飾られ、この絵画の裏には「モーツァルトのポケット」と呼ばれる小さな穴がありました。テストの答案や恋文など、時代を超えて何千人の思いが詰まったこのポケットに、カメラマンになる夢を持っていた彼女は、最後の写真とともにカメラを残そうと決めます。出演者は、今と昔の2つの世界の人を演じながら、夢をテーマにした物語を観客に届けました。 終盤のダンスには観客から手拍子が送られ、会場が一体となってフィナーレを迎えました。