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大津緑洋高生が遺伝子を学ぶ

ページID:0018201 更新日:2015年12月8日更新 印刷ページ表示
講師は広島大学大学院生物圏科学研究科の西堀正英准教授

講師は広島大学大学院生物圏科学研究科の西堀正英准教授
講師の質問に答える生徒
笑いを交え、生徒とコミュニケーションを取りながらの講義となった
この日講義を受けた生徒は、12月11日(金曜日)に広島大学を訪問予定
 12月8日(火曜日)、大津緑洋高校大津校舎で、広島大学出前講義「遺伝子の発現と機能」が開催されました。 昨年度に引き続き、県教育委員会から「やまぐちサイエンス・サポート事業指定校」の認定を受けている大津緑洋高校は、生徒の理科に対する興味関心と知的探求心を育成する取組を続けています。この日は「生命と遺伝子を学ぶ」をテーマに、広島大学大学院生物圏科学研究科の西堀正英准教授による講義が行われ、大津校舎普通科2年の理系選択生徒約40人が参加しました。 講義では、まず各自が想像でニワトリの絵を描き、実物との違いや他校で実践した際の結果などが提示されました。実際のニワトリは2本足ですが、4本足として描いた生徒もあり、そこから「本当に4本足のニワトリはいないのか」という点に着目し、「突然変異」の実例が紹介されました。続いて突然変異は、家畜や農産物の品種改良、医学・薬学における実験動物を生み出すための手段としても用いられていることなどが説明されました。 最後に、西堀准教授は「サイエンスの第一歩は『好きこそ物の上手なれ』です。新しい発想を生み出すために、科学する気持ちと目を養い、しっかり物事を観察してください」と話しました。 なお、この日参加した生徒は、12月11日(金曜日)に広島大学生物生産学部を訪問し、長州黒かしわなどを使用した遺伝子検査の実験や、研究者・大学院生との交流、施設見学を行うとのことです。