11月28日(土)、長門市中央公民館で「権利擁護フォーラムinながと」が開催されました。 このフォーラムは、高齢者や障害のある人の「自分らしい生活」を支えるための仕組み「権利擁護」を学び、考える機会として、長門市地域包括支援センターが主催したもので、市内から約120人が参加しました。 開会行事の後、つくし野法律事務所の寺垣琢生弁護士による「成年後見人による意思決定支援~社会保障としての成年後見の重要性~」と題した基調講演が行われ、事例や経験を絡めて成年後見制度の概要や問題点などが説明されました。 続いて行われたパネルディスカッション「自分らしい生活を支える権利擁護とは何か」では、寺垣弁護士を助言者、萩長門成年後見支援センター「てとて」の伊藤孝司代表理事をコーディネーターとして、長門市社会福祉協議会や山口県社会福祉士会、市の関係部署などから5人のパネリストが参加しました。 パネリストは、はじめにそれぞれの立場から事業内容や役割について発表を行いました。その後は意見交換の時間となり、パネリストだけでなく、一般の参加者からも相談や支援を希望する場合の連絡先などについて質問が出されました。 約3時間のプログラムを通して、参加者は権利擁護への理解を深めたとのことです。