昭和47年の建築から43年が経過し、耐震性の不足や高度な情報社会への対応を図るため、新しい長門市消防庁舎の建築工事の起工式・安全祈願祭が9月28日(月)、新庁舎建設地で行われ、市・議会・工事請負業者など関係者約60人が出席し行われました。 消防庁舎は平成29年6月末に竣工予定で、鉄筋コンクリート4階建て、消防用設備訓練室や訓練スペースや太陽光発電設備を備えることとなっています。敷地面積は3,582.55平方メートルで、長門市の防災の拠点となります。 起工式・安全祈願祭は飯山八幡宮の上田久充宮司によって執り行われ、神事が終わると、大西市長が「平成23年の東日本大震災の後、災害に強いまちづくりに取り組んできたところであり、行政防災無線や音声告知端末の整備を進めているところです。今回の新庁舎は訓練棟を備えるなど、長門市民の安心安全の拠点となる施設になると確信しています。工事が安全に進み、立派な庁舎ができあがるようお願いします」とあいさつしました。 工事請負業者を代表して、ヤマネ鉄工建設株式会社の山根正寛代表取締役は、「24時間、365日市民の安心安全を担う消防庁舎の工事を請け負わせていただき、誇りに思っています。環境にも配慮し、消防業務に支障のないよう、工事に取り組みたいと思います」と述べました。