7月1日(水)、伊上公民館で、長門市地域づくり学級「ともに考えよう~3年後のわが故郷~」が開催されました。 これは、伊上高齢者学級と人丸学園の会員を対象に、地域包括支援センターが合同で企画したもので、直接地域に出向いて声を聞くことで、地域にあわせた包括ケアを推進するために行われました。初開催となったこの日は、約50人が参加しました。 はじめに、地域包括支援センターから、油谷地区の高齢化率や要介護認定率などの現状について説明があり、続いて、長門地域介護支援専門員連絡協議会の永尾さんから「在宅で受けられる医療や介護サービスについて」、山口県作業療法士会の木下さんから「認知症予防に効果のある地域活動とは」と題した講話が行われました。 意見交換では、まず地域の良いところや、健康づくりのために取り組んでいることなどを各自でふせん紙に記入しました。そして、声のかけあいや集まりがあること、散歩やグランドゴルフ、家庭菜園やカラオケに取り組んでいることなどが発表されました。また、3年後も地域で楽しく暮らし続けるために、スポーツ活動の充実や若い世代との交流の場の企画などが必要だという意見が出されました。 その後は、全員で「ころばん体操」を行い、参加者は将来に向けた健康づくりへの理解を深めました。