6月26日(金)、山口県漁業協同組合湊支店で、平成27年度長門市船舶安全対策協議会が行われました。 この協議会は、台風、津波およびその他の異常気象から船舶などの災害を防止することを目的に、平成19年4月に設立されたものです。この日は、海事や漁業の関係団体から約30人が出席しました。 はじめに、協議会の会長を務める仙崎海上保安部の福山孝輝部長が「今年は例年になく早いペースで台風が襲来しています。また、予測の難しい地震や津波が起きた場合には、いかに被害を抑えるかが大事です。皆さんの協力のもとで、安全対策に努めていきましょう」とあいさつしました。 その後、昨年度の活動報告や対策要領の改正などが審議され、いずれも承認されました。議事が終わると、下関地方気象台の石橋信行地震津波防災官から「日本海の津波について」、山口県漁港漁場課の立石典広主任から「山口県日本海側での最大クラスの津波浸水想定について」と題された特別講話が行われ、出席者は災害対策への理解を深めました。