家族で農業を営む農業者が、互いの意思を尊重し責任を持って経営に参画できる農業経営を実現するための「家族経営協定」の調印式が3月16日(月)、長門農林事務所で行われました。 調印したのは、俵山で果樹園を営むためuターンした津田浩利さん・千秋さん夫妻です。調印式では、立会人として脇坂泰行長門市農業委員会会長と河村久長門農林事務所長も出席しました。 まず協定書に津田夫妻と立会人2人が署名、捺印。協定書には経営の役割分担や勤務時間、収益の分配などについて記載されています。 協定書ができあがると、津田夫妻は、「4月から栗や梨などに加え、ブルーベリーやブラックベリーを中心に取り組んでいきたいと思っています。しっかりした農業経営をしていきたいと思います」「身が引き締まる思いです。子どもから高齢者まで、笑顔でつながるような農業をしたいと思います」と話しました。 脇坂会長は、「津田さんは2代に渡って受け継がれてきた農園を受け継ぎ、多角化して発展させようということで、高齢化・過疎化が進む中、大変勇気づけられます。健康で着実に経営できるよう応援しています」と激励しました。