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海難防止を呼びかける

ページID:0010499 更新日:2014年12月13日更新 印刷ページ表示
釣り人に声をかけて指導

釣り人に声をかけて指導
冬の日本海は波が高い
この日は3人が釣りを楽しんでいた
川尻岬のようす
参加者のみなさん
 毎年多くの磯釣りを楽しむ人たちが訪れる川尻岬で、12月13日(土)、安全指導が実施されました。これは、冬期の磯釣りシーズンを迎え、磯釣りをする人の海中転落事故が多発している川尻岬で、関係5機関が合同で磯釣りをする人に安全指導を行い、未然に事故を防ぐと共に、関係機関との連携強化、事故発生時における対応能力の向上を目的に行われています。仙崎海上保安部、長門警察署、消防本部、長門市、九州磯釣連盟山口県支部から合わせて約19人が参加しました。  冬の日本海は風が強く、時折大きな波しぶきが上がる中、参加者は釣り人のところに移動し、パンフレットを手渡しながら安全指導を行いました。ライフジャケットの常時着用、携帯電話等による連絡手段の確保、緊急電話(110、118、119)の有効活用、気象状況の確認、行き先や帰宅予定時間などのについて釣り人に指導しました。  仙崎海上保安部によると、過去5年間で6件の釣り人の転落事故が発生しており、そのうち救助された人が3人、残念ながら亡くなった人が3人とのことです。亡くなった3人のうち2人が救命胴衣をつけていなかったとのことです。  今回の安全指導に参加した、九州磯釣連盟山口県支部の永見支部長は、「これからも関係機関との連携を密にしながら、海難防止に努めていきたい」と話しました。 ; min-height: 24px