11月12日(水)、ルネッサながとで高齢者交通安全フェアが開催されました。 冒頭のあいさつに立った楠純二長門警察署長は、今年10月に起こった市内での交通事故に触れ、死亡事故のうち高齢者が被害者になる事故の割合が高いことについて話しました。 交通安全母の会の大嶋禮子会長により、高齢者の交通事故防止に向けた村岡嗣政県知事のメッセージを磯部副市長に伝達しました。メッセージでは、高齢者の交通事故防止策の積極的な推進を依頼する内容で、磯部副市長は「わかりました。積極的に取り組みます」と応えました。 続いて、県警本部による交通安全講習では、講師の警察官が「あじのひらき」という標語を示し、「あ」るいているとき、「じ」てんしゃに「の」っている時に、「ひ」だりから「ら」いとがつくときに、「き」んじょで事故が起こる、という意味を説明しました。このため、夕方の薄暮の時間帯や早朝の夜明け前に散歩する場合は、必ず反射テープを体につけて歩くように指導しました。 講習のあと、長門署の職員で構成される劇団「長門治安マモローゼ」による交通安全寸劇が披露されました。この日の寸劇は、夕方薄暗くなってから、歩行中の高齢者が自転車と衝突するという内容で、反射テープをつけて歩くことが大切であるということが分かりやすく演じられました。また、長門交通アテンダントによる反射材などが参加者にひとりひとり配布されました。 最後に老人クラブを代表して、仙崎の上村秀夫さんが「夜間外出するときは、反射テープをつけて、目立つような明るい服を着ること、自転車に乗るとき、交差点では必ず一旦止まって左右を確認してから渡る、バイクや車に乗る時には、交通ルールやマナーを守って運転する」と交通安全宣言をし、会場の参加者全員が交通安全を誓いました。