11月2日(日)、三隅上の黄幡社で滝坂神楽舞が行われました。 滝坂神楽舞の由来は、今から約280年前の明和年間に、3年連続で大飢饉があり、氏子が厄払い祈願の舞を奉納したところ以前通りの平和な村になったことから、氏子はそのお礼に毎年10月20日の夜半から翌朝まで滝坂の黄幡社で神楽舞を奉納するようになりました。平成12年から11月2日に変更して奉納が続けられています。 神楽舞の演目は24種類で、手を振り上げ体をくるくる回して舞う特徴があります。 今年は足均(あしならし)の舞から始まり、20の舞が奉納されました。神社内に2m四方のむしろの上で舞は奉納されました。四剣の舞では4人の出演者が剣を持ち独特のリズムに合わせて舞を奉納しました。 翌3日の1時すぎにすべての舞が終了。滝坂神楽舞保存会の横田新吾会長は、「子どもが減ってきて神楽舞を継承していくことが難しくなってきているが、工夫をして今後も続けていきたい」と話しました。