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アグリアートフェスティバル

ページID:0010410 更新日:2014年10月12日更新 印刷ページ表示
ファッションショー「農ガールコレクション」

ファッションショー「農ガールコレクション」
トークショーで語る安倍昭恵さん(中央)
左から、木村優さん、藤井リナさん、安倍昭恵さん、kamijoさん
ファッションショーは昨年に続いて2回目
安倍昭恵さんもモデルに(左)
 10月12日(日)、ラポールゆやで「アグリアート・フェスティバル2014 大地の心をきく」が開催されました。これは、山口県立大学企画デザイン研究室を中心として、ジャポニズム振興会とともに、古代から育まれてきた稲作文化を通じて自然と親しく生きることなどについて考える機会とするために開催したものです。また、2013年から安倍昭恵内閣総理大臣夫人と共に同研究室が取り組んでいる、農業がしたくなるおしゃれな仕事着「農ガールズコレクション」も開催されました。    昨年も出席した安倍昭恵内閣総理大臣夫人は、「昨年多くの人に来てもらって楽しんでもらいました。今年も開催できて本当にうれしいです。農業で女性が輝くために、まずはファッションをみてもらえたらと思います」とあいさつしました。  また、大西市長は、「この油谷から、イベントを通じて、若い人に農業に対する理解が広まることは喜びに堪えないところです。棚田を中心に自然栽培米の育成に取り組んでいること、また、長門は心と体にやさしいということを発信していけたら」と話しました。    オープニングイベントに続いて、安倍昭恵夫人と大谷暢順ジャポニズム振興会会長によるトークショーが行われました。安倍昭恵夫人は、「1987年に結婚したときには、農業に興味がなかった。しかし、東日本大震災以降、食べるものの大切さに気がついた。お金がいくらあっても食べるものがなかったら買えない。それから下関で米づくりを始めた。みんなで田に入って秋には手で鎌を使って刈り取りをしていると、自分も自然の一部になっているように感じられる。女性が農業をして、それを見た男性が惹かれていく、というのがいいのかもしれない」と話しました。大谷会長は、「日本文化は、世界から見て誇るべきものです。地域の人たちが、それを「宝物」と認識して、世界に売り込んでいくことをすすめていけたら」と話しました。    続いて、レチスマックによるコンサートが開かれ、サヌカイト(香川県坂出市周辺で採取される安山岩)やバイオリン、琴、ピアノを使った幻想的で日本的な音楽が会場に響きました。    そして、最後に農ガールコレクションとして、ファッションショーが行われました。柳井縞と玖珂縮の手織りの伝統をベースとし新たにやまぐち縞raita2014を開発するなど素材にこだわり、「モンペッコ」と呼ばれるモンペをアレンジした新しい農作業服をブランド化しようと行われているもので、今年で2回目となります。今回はモデルとして、プロモデルの藤井リナさんや原宿系雑誌モデルの木村優さん、ヴィジュアル系アーティストのkamijoさんも参加し、会場は熱気に包まれました。  モンペッコは、田植え、稲刈り、畑仕事の場面ごとにイメージし、製作されていました。  最後に、実行委員長の水谷由美子山口県立大学教授は「農業がますます発展するように、また、地域が元気になるように、来年も開催したい」と語りました。