10月1日(水)、日置地区で災害避難訓練が行われました。 これは、豪雨による災害に対応するため、日置地区小中学校と長門市の防災体制の連携強化を図るとともに、児童・生徒の防災意識の高揚を図ろうと市が主催しました。 訓練前の日置小学校のグラウンドでは、日置小学校の低学年の児童や日置中学校の生徒が起震車を体験しました。 この日の訓練は、雨が降り始めからすでに100ミリを記録し、今後も1時間に雨量80ミリ、24時間で雨量が200ミリを超えると予想され、浸水被害・土砂災害のおそれがあるという想定で行われました。防災危機管理課や日置支所、教育委員会では、災害の情報収集訓練や災害対応訓練が行われました。一方、日置中学校では、教育委員会から避難準備情報の連絡を受けた教職員が生徒を校舎に併設する日置地域づくりセンターへ誘導しました。 避難訓練後、日置地域づくりセンターに日置地区小中学校の児童生徒が集まり、防災研修会が行われました。研修会では、東日本大震災の被災地研修視察に行った日置中学校2年生の町野公康くんと尾?麻里菜さんが現地で見てきたこと感じたことを報告しました。災害の恐ろしさを実感したと話した町野くんは「もしもの時のことを考え、避難場所の確認など防災意識を高めなければならない」と呼びかけました。 続いて、防災危機管理課の防災危機管理専門員の岡本道則さんが「長門市の災害について」と題して講演と長門市消防本部第2小隊長の鷲頭徹哉さんによる「広島土砂災害について」と題した報告会が行われ、児童生徒は防災意識を高めたということです。