9月22日(月)、長門大津くじら食文化を継承する会が市内の特別養護老人ホーム5施設にクジラの肉を提供し、昼食に振る舞われました。 このうち、日置にあるへき楽園では、利用者85人、職員45人の合わせて130人分、5.2kgのクジラの肉が提供されました。 昼食の前に式典があり、長門大津くじら食文化を継承する会の藤田平二副会長が「我々の会は13年前に発足し、これまで幼稚園や保育園の園児にクジラの肉を食べてもらい、長門とクジラの関係について説明してきました。昨年から市内の特別養護老人ホームの利用者に対してもクジラの肉の提供を始めたところです。今日はささやかですが、クジラの肉を味わってもらい、昔食べた味を思い出して、これからも健やかに過ごして下さい」とあいさつしました。 その後、アトラクションとして、通鯨唄保存会による通鯨唄が2曲披露されました。 昼食に移ると、利用者は竜田揚げにされたクジラの肉をおいしそうにほおばり、その懐かしい味をかみしめていました。