9月14日(日)、三隅保健センターで、第3回食のワークショップが開かれました。これは、地元でとれる農水産物を活用した料理を「見て」「作って」「食べる」ことで、地域の豊かさを再確認し、豊富な食資源を有する長門市を全国に発信しようと、また、具体的な商品イメージを共有することで、販売意欲の高揚を図り、新たな商品開発につなげようと開催されるもので、今回で3回目になります。今回も料理研究家の馬場香織氏と食環境ジャーナリストの金丸弘美氏を講師に招き、「旬な ながとイタリアン&デザート」と題し開催されました。 調理には市内の食生活改善推進員や料理を研究しているグループなど33人が参加。料理はイカとゆずきちを使ったサラダ、オクラのパルメザン焼き、タイを使ったお魚のイタリアンスパイス焼き、栗のババロアなど全部で約30種類の料理が作られました。 料理ができあがると、試食会が行われました。試食会には約50人が参加しました。試食会が始まると、参加者はお目当ての料理を皿に取り分けていました。参加者は使われている食材や調理の方法について話し合っていました。 また試食会の中で長門の食材についての説明があり、栗やメイボなどについて説明があり、参加者は長門市でとれる食材への認識を新たにしていました。 参加者の一人は「どの料理もおいしかった。ゆずきちはすっぱいのが売りだと思うので、俵山温泉を歩きながらこういう料理が食べられたらいいと思う」と話していました。 ながと成長戦略検討会議の内田委員長は、「長門にいいものがある、というのはつまり、都会と違う、都会に無いものがある、ということ。それは、自然に恵まれていることでもあり、自信を持っていいと考えている。ぜひ今回のワークショップを参考にして、起業される人がひとりでもでれば、と思う」と話しました。