9月15日(月)、俵山スパスタジアムでラグビーのコーチング研修会が開催されました。 これは、小学生から高校生までの指導者を集め、最新の情報やコーチングの手法を学ぶことで指導者の育成を進めていくもので、県内各地からラグビーの指導者15人が集まりました。 始めに行われた座学では、この日講師を務めた公益財団法人日本ラグビーフットボール協会リソースコーチの二ノ丸友幸さんが小・中・高校生ラグビー選手の一貫指導を目指したディフェンスについて講義を行いました。座学で二ノ丸さんは、日本ラグビーのタックルの成功率を数字で表して世界に劣っていることを説明。世界の選手が語る日本人選手の弱点など具体的に説明して、タックルの本質や練習方法などを分かりやすく話しました。 座学の後に行われた実践研修では、座学で学んだ練習方法を実際に行いました。中学生を相手に見本を見せながら指導した二ノ丸さんは、「できることできないことを体験させたり、なぜいけないのかを質問したりするなど子どもたちに理解させることが大切」と話しました。 研修に参加した指導者は「今までは自分が教わったこと、経験から得たことを中心に指導してきたが、今回の研修で、より理論的で効率の良い練習・指導方法を学ぶことができた」と感想を述べました。