8月24日(日)、湊地方卸売市場内で、沿岸海難救助訓練と合同パトロールが実施されました。これは、海での事故を減らし、安全に小型船を利用してもらおうと仙崎海上保安部が主催したもので、長門地区小型船安全協会の会員ら14人が参加しました。 沿岸部で事故が発生した際に必要な救助知識や技能の習得を目的として、搬送法や人工呼吸法の実習が行われ、実際に海中に転落した人の救助訓練も行われました。海上に落ちた場合は、体力を使わないように、体をやや丸めて浮かんでおくことが大切であると、また、助ける時に使う道具は、ペットボトルやロープで作った簡単な縄はしごが有効であることも説明されました。 続いて、海上で航行不能となった小型船の曳航訓練も行われました。 訓練が終わると、仙崎海上保安部の保安官と海上安全指導員はプレジャーボートに乗り出航。海上で釣りをしているプレジャーボート利用者に直接航行安全に関するパンフレットを手渡しました。