ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 長門の話題 > 警察官も認知症サポーター

本文

警察官も認知症サポーター

ページID:0010278 更新日:2014年7月14日更新 印刷ページ表示
講演のようす

講演のようす
講師のキャラバンメイトの宮﨑氏
認知症の人との接し方についても学んだ
 7月14日(月)、長門警察署で認知症サポーター養成講座が開かれました。これは、警察官による不祥事が相次いで続発し、警察刷新会議が平成12年7月13日に「警察刷新に関する緊急提言」を国家公安委員会に提出したことから、これを機に毎年内部研修を行っており、今年はこの認知症サポーター養成講座をこの中で行ったものです。  今回は長門警察署管内の警察官ら約50人が参加しました。講師は、キャラバンメイトの宮﨑節子氏が担当しました。キャラバンメイトとは、認知症の知識や具体的な対応方法を伝え、認知症サポーターの育成をする講師のことを言います。  講演では、認知症について、そのメカニズムや認知症になった人の気持ち、考え方などに触れ、「認知症になったら、常に不安になっているので、決して後ろから声をかけることはしないように。認知症になったからといって、何もわからなくなってしまっているわけではなく、戸惑いや不安、悲しみを感じながら懸命に生きている。だから、失敗を注意したり指摘したりせず、自尊心を傷つけないよう、笑顔で接することが大切」と話しました。    長門地区でも認知症と思われる人に訪問販売などで、無理な契約をさせてしまうケースが発生しています。この日の講演は警察業務にも役に立つものであったようです。