6月20日(金)、市内の小中学校で旬のイサキを使った給食が出されました。これは、この時期最も脂がのっているイサキを塩焼きにして提供することで、水産物の消費拡大や地産地消について学んでもらい、魚食の普及を図ろうと、山口県水産物消費拡大運動推進協議会と長門市水産物需要拡大総合推進協議会が実施したものです。 このうち、日置中学校では給食の時間になると、114人の生徒がランチルームに集まりました。そして、海幸仙崎の松岡慎治店長から、イサキについての説明がありました。松岡店長は、「イサキは萩市の見島沖で獲れます。この時期、仙崎に水揚げされる魚の中では一番多く獲れる魚です。獲り方は、刺し網という方法で獲ります。刺し網というのは、漁網の一種で、魚の頭を編み目に入り込ませて獲る方法です。5月末から6月にかけてが旬を迎える魚で、きっと今日も脂が乗っていると思います。どうぞ味わってください」と話しました。 食前のあいさつのあと、全員で給食を食べました。この日の給食は、イサキの塩焼きとワカメの酢のもの、新ジャガイモのみそ汁、ご飯、牛乳という献立でした。生徒は、イサキにかぶりつき、旬の味を確かめていました。 この日市内では、児童生徒合わせて2,386食、教職員251食の合わせて2,637食のイサキが給食に提供されました。