5月17日(土)、長門市地域医療連携支援センター研修室で地域医療講演会が行われました。 講演会の前には、健康増進課地域医療連携室の梶山公江室長が長門市応急診療所について報告を行いました。梶山さんは、長門市応急診療所の設置目的や診療方法などを説明した後、月別の受診者数や年齢構成、地域別の受信割合など具体的な数字で報告しました。 続いて講演を前に大西市長が約160人の参加者の前で「腰痛で悩んでいる人が多いと思いますが、この講演を契機に生涯現役で頑張っていただきたい」とあいさつをしました。 この日行われた講演会は、山口大学医学部付属病院の病院長である田口敏彦さんが「腰痛との上手な付き合い方」と題して講演しました。講演の中で田口さんは、腰痛の原因となる背骨や頸椎、髄核など詳しく説明、日常生活における姿勢や立ち上がり、起き上がり時の注意点などをスライドを使って話しました。また、「腹筋や背筋の強化、腰椎周辺の筋肉の柔軟性が重要である」と話し、腰痛にならない方法、腰痛和らげる方法などわかりやすく説明しました。 講演後、参加者は「日常生活の工夫で腰痛を改善できることが分かり、今後の生活に役立つ。加齢による腰痛とあきらめていたが、日々の運動で和らげることができるとわかった。毎日の生活に気をつけたい」と感想を述べました。