5月11日(日)、日韓8県市道による共同交流事業の一環である「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」が始まり、そのスタートとして油谷大浦海岸で清掃活動が開催されました。 清掃活動を前にして、10時からは、ビーチクリーン&フェスタ実行委員会、母なる海を守る会の主催によるイベントが開催され、県水産研究センターの協力で地元の子どもたちによる稚魚放流や、書道パフォーマンス、マグロ解体ショーなどが行われました。 午後からのビーチクリーンには、地元住民や市内外からのボランティアなど約800人が集まり行われた開会式で村岡山口県知事が「美しい海を次の世代に引き継ぐため、みんなで力を合わせて頑張りましょう」と参加者に呼び掛けました。また、この行事に合わせ帰郷の安倍昭恵内閣総理大臣夫人も「大浦の手つかずのきれいな海岸を一参加者として守っていきたい」との挨拶がありました。 この日の海岸には、ペットボトルや漁網、空き瓶など多くのごみが漂着しており、参加者により1時間ほどで集められた約5トンの燃えるごみ、燃えないごみは、分別されてリレー方式で収集車の待つ集積ポイントまで運ばれました。 海岸清掃の後には、集合場所の山口県漁協大浦支店で参加者全員におむすびが配られたほか、抽選会が行われ、地元で獲れた魚などが配られました。 なお、この「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」は、これから7月の海の日まで、阿武町や下関市、萩市でも開催される予定です。