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向岸寺で鯨回向

ページID:0010177 更新日:2014年4月23日更新 印刷ページ表示
手を合わせクジラの霊を慰める参列者

手を合わせクジラの霊を慰める参列者
松村住職による法要
あいさつをする大西市長
鯨唄の奉納
焼香をする参列者
 4月23日(水)、通の向岸寺で鯨回向(くじらえこう)が行われました。 この鯨回向は、捕獲した鯨の霊を慰めようと延宝7年(1679年)に向岸寺五世の讃誉上人(さんよしょうにん)が回向を始めて以来、毎年この時期に鯨の恩恵に感謝の気持ちを込めて実施されています。 法要を前に向岸寺の松村賢正住職が参列した約70人の前で「命をつないでいただいたクジラへの感謝の気持ちがたくさんの人に伝わるということは素晴らしいことです。一緒に法要しましょう」とあいさつをしました。 続いて、参列した来賓の代表として大西市長が「クジラに感謝する気持ちが脈々と受け継がれている。長門市が誇れるのは人の優しさです。今日は皆さんとともに供養したい」と述べました。 この後、通鯨唄保存会により「祝い目出度」と「朝のめざめ」の2曲の通鯨唄が奉納された後、松村住職らによる法要が行われ、参列者全員で鯨の霊を慰めました。