4月2日(水)、長門市物産観光センターで、平成26年度長門市小・中学校職員着任式が行われ、新たに着任した教職員ら35人と関係者約20人が参加しました。 まず、着任した教職員が自己紹介を一人ひとり行いました。「長門市の教育のためにがんばりたい」「とても緊張していますが、早く慣れたい」「子どもたちを一人ひとり大切にしていきたい」「子どもの気持ちをわかってあげられるような先生になりたい」と自己紹介と抱負を述べました。 続いて、内山啓教育委員長職務代理者が「長門市の教育風土は、金子みすゞに代表されるように、豊かな感性、温かいまなざしをもった心の教育に根ざしています。各学校では小中一貫のコミュニティスクールで取り組んでいます。地方の時代と言われますが、この長門市の子どもたちは進学や就職で都会に出て行っています。ふるさとを思いやる気持ちを大切にする教育をお願いします」とあいさつしました。 来賓としてあいさつに立った大西市長は、「長門市は、古式捕鯨のまちとして有名ですが、その鯨の供養を行うなど、やさしい気持ちを持った人ばかりのすばらしい市です。成人式でも、新成人の感想によると、長門の誇りは、美しい自然、やさしさ、おいしい食べ物となっています。このすばらしさを子どもたちに伝えてほしいと思います」と述べました。 また、江原教育長は、「長門市では地域で活躍できる、ふるさとを愛する子どもを育てるため、コミュニティスクールによる、地域と一体となった教育を行っています。20年30年先を見越した教育をお願いします」と激励しました。 向津具小学校に着任する田邉知代先生の着任者宣誓のあと、着任者を代表して、大野良治向陽小学校校長が「現代は教育が難しい時代と言われています。しかし、長門市では金子みすゞや捕鯨文化、香月泰男、近松門左衛門など、数多くの文化が発信されています。それらを活かしながら、子どもたちを育んでいきたいです」とあいさつしました。 最後に長門市民憲章を全員で朗唱し、式を終えました。