2月27日(木)、長門市消防本部で、消防庁所有の消防団車両が無償貸付され、引き渡し式が行われました。これは、東日本大震災を踏まえた大規模災害時における消防団活動のあり方等に関する検討会の報告を受け、総務省消防庁が消防団員の安全対策等の強化・推進の一環として市町村に対する無償貸付することになったものです。そして、長門市消防本部が総務省消防庁に要望し、全国で92台、山口県でこの1台が貸付されたものです。貸付された車両は、救助資機材搭載型車両です。これに小型ポンプ、救助救出に必要なaed、担架、油圧カッターなどが搭載されます。 この車両が配備されるのは、仙崎分団第3部隊です。引き渡し式では入江寛消防団長から部隊に目録が手渡されました。そして、入江団長は「今回の車両は、防災力の強化という国の方針に従って全国の市町村に貸付されるもの。団員のみなさんには、操作に慣れ、万が一災害の時には迅速に安全に対応できるよう備えてほしい」とあいさつしました。 このあと、消防団員は、車両の使い方などについて消防署職員から指導を受けていました。