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節分に鯨肉を提供

ページID:0010077 更新日:2014年2月6日更新 印刷ページ表示
給食を食べる園児たち

給食を食べる園児たち
くじら資料館の早川館長が講話
鯨のひげって、どんなの?
おいし?
この日提供された鯨のカレー衣揚げ
 2月6日(木)、長門市内の保育園・幼稚園で鯨の竜田揚げの給食が実施されました。これは、古式捕鯨から近代捕鯨への歴史の中で育まれた伝統的食文化を絶やすことなく次代に引き継ぎ、文化を継承させるため、くじら肉給食を実施しようと、「長門大津くじら食文化を継承する会」が鯨肉を提供したものです。2月3日の節分に大きなもの(鯨)と小さなもの(イワシ)を食べて子どもの成長を願うという習わしがあるところから、昨年からその前後の日に実施されています。    このうち東深川保育園では、年小から年長までの園児76人が通にあるくじら資料館の早川館長によるくじらについての講話を聴きました。早川館長は、くじらの種類やその特徴、大きさなどについて話をしました。また、説明の後、子どもたちは、鯨のヒゲの現物を実際に触っていました。  講話のあと、年中、年長の園児は、来賓の市長らと一緒に給食を食べました。この日のメニューは、鯨のカレー衣揚げ、白菜のスープ、ブロッコリーと卵のサラダでした。子どもたちは鯨肉をおいしそうにほおばっていました。    この日鯨肉の給食が行われたのは、9つの保育園、2つの幼稚園で、園児約1、000人が鯨肉を食べました。また、提供された鯨肉は合計45kgでした。