2月4日(火)、向津具小学校で森林体験学習が行われました。これは、次代の担い手となる子どもたちを対象に、森林の大切さや、それを支える林業の重要性などの理解促進を図るため、油谷地区の林業研究グループ「油谷林業研究会」に指導の下、シイタケの植菌を向津具小学校の全児童34人が行うものです。 初めに作業に入る前に、森の大切さを学び、その役割について理解を深めました。特に向津具半島は、風が強く乾燥しているので、シイタケの栽培に適しており、厳しい環境で育つ「花どんこ」は、特産品としてもすばらしい可能性があると説明がありました。シイタケにはビタミンbが多く含まれており、健康で長生きするためには必要な食材であることも説明されました。 続いて、今日行うシイタケの植菌についての指導を受け、実際に作業が始まりました。児童たちは、「油谷林業研究会」の会員に指導を受けながら、原木となる木にドリルで穴を開けていました。 穴を開け終わるとその穴にシイタケの菌の入った種駒をハンマーで打ち込んでいました。 このシイタケは2年後には食べられる大きさのものになるということです。