12月24日(火)、長門市石けんの使用をすすめる会が「石けんでつくられた鏡餅」を大西市長に贈りました。 この会は、環境に悪いとされている合成洗剤ではなく、石けんの使用をすすめるために廃油を使った手作り石けん作り、市に贈呈するなど環境保護のために広く活動しています。 この日贈呈された石けん鏡餅は、約3.3リットルの廃油を使って作られました。廃油に水と苛性ソーダを加えて型に入れ、約1ヵ月寝かせて固めます。廃油は、植物性よりも動物性の油で作った石けんほうが汚れが落ちやすいということです。 会長の小野妙子さんは「地域全体でこういった活動をしていき、環境の再生を行えれば良い。地道ですが活動を続けていきたい」と話しました。また、「家庭では、揚げ物で使った油を捨てないで、炒め物に使うなど、廃油を出さないように心がけて欲しい」と呼びかけました。 なお、贈呈された石けん鏡餅は、年末から市役所本庁の玄関に飾られ、その後石けんとして市役所内で利用する予定となっています。