12月14日(土)、川尻岬周辺で磯釣り愛好者に対する事故防止運動が実施されました。これは、冬期の磯釣りシーズンを迎え、磯釣りをする人たちが集まる磯場で、関係機関が連携して自己救命策(ライフジャケットの常時着用、携帯電話等による連絡手段の確保、緊急電話の有効活用)の現場指導をするもので、仙崎海上保安部、長門警察署、消防本部、長門市、九州磯釣連盟山口県支部から合わせて約30人が参加しました。 この日は風が強く、時折大きな波しぶきが上がる中、釣り人のところに行きパンフレットを手渡しながら安全指導を行いました。 川尻岬は、大物が釣れるということで県内はもちろん九州方面からも釣り客がやってくる場所です。昨年は不幸にも1人が波にさらわれ死亡する事故が起こっています。 海上保安部の菅益宏警備救難課長は、「救命胴衣を必ずつけること、波を背にしないこと、携帯電話等は防水パックに入れておくことなどによって安全に釣りを楽しんでほしい」と話しました。