11月23日(土)、俵山スパスタジアムで第93回全国高校ラグビーフットボール大会県予選の決勝が行われました。 決勝に駒を進めた大津緑洋高校と対戦したのは、11年連続花園出場の萩商工高校です。 大津緑洋高校は、前半19分にゴール手前のラックから抜け出し先制のトライを決めました。その後、王者萩商工にトライを奪われ同点にされましたが、ペナルティーゴールを決め逆転に成功。平均体重で3キロ勝る萩商工のゴール手前での猛攻をチーム一丸となって守り抜き、前半を10対7で折り返しました。 後半が始まって大津緑洋は萩商工に逆転を許すも冷静に試合を進め、またもゴール手前のラックから抜け出し再度逆転に成功。その後も前へ出る攻撃の手を緩めず追加点を奪い、ノーサイド。25対19で12年ぶりの花園出場を決めました。 試合後のインタビューで大津緑洋高校の中野主将は「守りに入らず気迫で前に出るスタイルを貫いた。花園では反省点を修正して、萩商工の思いも背負って前に出るプレーで1勝でも多く勝ちたい」と話しました。 なお、第93回全国高校ラグビーフットボール大会は、12月27日(金)から大阪府の近鉄花園ラグビー場で開催されます。