10月3日(木)、長州黒かしわ見学農場「fanfarm」で小学生が総合学習を行いました。学習を行ったのは、深川小学校3年生99人で、総合学習の時間「ふるさと長門の食の秘密を探ろう」を利用して、郷土の食について学習し長門の食の良さを実感することで、生産現場の苦労を学び、自分たちの食生活に活かすために実施されたものです。 授業では、3クラスに分かれて施設見学・説明・焼き鳥体験を行いました。児童たちは、長州黒かしわと長州どりの違いや「fanfarm」の概要、循環型農業について説明を受けました。その中で、長州黒かしわと長州どりでは食べるものや量、育て方が違うということを学びました。特に長州黒かしわは、長州どりが配合飼料で育てられるのに対して、長州黒かしわは半分は配合飼料、半分は長門産の米や米ぬか、やさい、イリコ、ちくわなどを食べているという説明があり、児童たちは真剣にメモをとっていました。 説明が終わると、いよいよ焼き鳥体験です。右手に長州どり、左手に長州黒かしわを渡され、自分で炭火の上に置いて焼き上がるのを待ちました。中にはコショウをかけすぎたり、焼けるのが待ち遠しくてひっくり返し続ける児童もいましたが、全員が上手に焼くことができ、その味を食べ比べていました。長州黒かしわの方が歯ごたえがある、と感想を述べる児童もいました。